スマホ📱
夏休みに入る前に、左顎が痛いと、来られた高校生の女の子。硬いグミの片がみが原因の顎関節症Ⅰ型と診断し、大好きな硬いグミを没収、投薬をし、症状が改善され、ひと安心していました。
夏休みが終わって….
9月に入って、来院されました。
「また、顎が痛いというか…だるいというか。開けるのが、しんどいんです。」と😰
う〜ん😰何を診落としてる🤔🙄🤔
「夏休みで、家に居てれるから、学校生活より、緊張少ないよね?🤔🙄」
「家に居てる方が、顎がだるいんです」
🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄
もしかして…😳
「家に居てる時、スマホばっかりしてた?😒 学校に居る間は、スマホ触らないよね?😒」
「はい😅」「夏休み、時間があったら、スマホしてました😅」
原因が見つかりました😅✌️
食べ物を咀嚼する瞬間、飲み込む時、喋る時以外は、上下の歯の間には、2〜3mmの空間があり、歯と歯は、接触しません。
下顎は、頭蓋骨に、筋肉で宙吊りにぶら下がっている状態で、姿勢や頭の向きによって、下顎の向きも自由に動きます。
頭をあげると、歯と歯は離れ易くなり、頭がうつむき気味になると、歯と歯が接触し易くなります。本来、離れている歯と歯が接触している状態が長く続くと、お顔のまわりの筋肉が、活動し、筋肉痛を引き起こしてしまいます。(歯と歯を長時間接触させる悪習慣を、tooth touching habitといいます。)
口腔周囲筋の疲労は、肩こり、顎関節症、めまいなどを引き起こす可能性があります。
スマホをしている姿勢は、うつ向きで、歯と歯をあて易い姿勢ですよね😰
今の時代、グミを没収したように、スマホを、取り上げることは、なかなか難しいかもしれませんが、生活習慣を見直すことで、予防、改善は必ずできます🤗
スプリント治療もしながら、スマホの使用など、悪習癖について、注意しました😊
スマホの使い方、使用時の姿勢は、みんな、気をつけないといけませんね。
おまけ😊
フィンランドに旅行に行った友達が、お土産にキシリトールのガムを、買って来てくれました。
2016.09.14