「パパ～早く来て～」
先日、大阪マラソンを走ってきました。毎年、抽選で漏れてましたので、今年初めての出場でした。
当日１０月３０日は、（私事ですが・・・）私の誕生日で５２歳でエントリー。
３万人以上のランナーが、日頃は車でしか走行できない御堂筋などを走ります。
ランナーズハイという走っている途中で、気持ちが良く体が軽くなる時間帯があります。
たいしたランナーではない私でも１０ｋｍから２０ｋｍの間がそれにあたります。
今日は、すこぶる調子がいいんじゃないかと錯覚する時です。これが過ぎると地獄の時間帯が半分残ります。
「マラソンみたいなしんどい事をなんですんねん？」とよく聞かれます。
達成感は確かにあるのですが、私の場合ちょっと違っていて、
自分の心身の弱さに負けながらも、完走した自分自身を少し褒めてあげられるからですかね。
日常で自分を褒めることって、めったにないでしょ。
その大阪マラソン３０ｋｍ過ぎだったと思います。
沿道で声援を送っていた４,５歳の女の子が父親が来るのを待ちくたびれたのでしょう。
「パパ～早く来て～」って。
関係ない私は苦笑い。
声援を送るのも忍耐が必要です。
2016.11.05