木ばかり見てないで、森をみる🤔
「歯が痛いです」と、患者さんが来られたら、虫歯、歯周病を疑います。
患者さんも、「歯磨き、ちゃんとしなかったから、虫歯になった〜😰😱」と、自己診断して、後悔の念を、にじませて来られます😅
最近来られた患者さん、
「長年、右の歯も、左の歯も痛いくて噛めなくて、苦しんでいる。旅行に行った時の食事をしている写真を見て、変な口をして食べてるから、びっくり‼️した😱😩
3件程歯科医院を受診したが、”異常がない。”と、言われる。でも、本当に苦しんでいるんです。助けて下さい。」と、おっしゃいます。
お口の中を診ますと、痛くて、食べれないような虫歯も、歯ぐきの腫れもありません🤔
奥歯の噛み合わせの状態も、正常の1級関係で綺麗な噛み合わせです。
困りました😰
🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🤔
・・原因が見つかりました🤗
でも、確証がありません。そこで・・・
患者さんの、お顔の写真、全身の写真、レントゲン、歯の型取りをさせてもらいます。
現在の症状に至るまでの経緯、現在の症状、普段の生活習慣や、癖など、記入していただく問診票をお渡しします。
そうすると・・
色々と、見えてくるのです😊
色んな事が、見つかり、紐解いていくと、、お顔の形、表情、お口の中の状態、姿勢と、総て、繋がっていきます。
「木ばかりを見て、森を見ないで、何が解りますか?(治せますか?)」
尊敬している筒井先生のお言葉です。
全身を診ないで、歯や歯ぐきばかり診ていても、何もわからないのです。
すべてに原因があって、結果があります。
虫歯を見つけるより、ずっと、難しいですが、原因を、歯科医は見つけなければいけません。
見つかったこと、診断したことを、患者さんにお話し、ご自分と向き合っていただき、ひとつ、ひとつ、認識してもらうことから、治療が始まります。お話するだけで、解決策が、見つかることも、沢山あります。
「どうにかしてあげたい」と、思いながら、一生懸命、診断しました。そして、患者さんと、ご一緒に診断結果を確認し合いました。
先ずは、患者さん側は、認識療法をしてもらいます。歯科医側は、装置を作ったり、歯科医療を行います。
今回の患者さんは、治療がスタートしたばかりです。
虫歯治療なら、歯科医が勝手に、治療すれば終了しますが、このようなケースは、患者さんの認識が、1番治療効果に関係するので、ある意味、難しいですね。
でも、必ず、良くなります。一緒に頑張ります😊
おまけ😊
玄関にかざりました😁
2016.11.22