奈良県天理市の歯医者 浦﨑歯科医院

お問い合わせ電話:0743-62-0635

診療時間・アクセス

ブログ

スマホ📱

夏休みに入る前に、左顎が痛いと、来られた高校生の女の子。硬いグミの片がみが原因の顎関節症Ⅰ型と診断し、大好きな硬いグミを没収、投薬をし、症状が改善され、ひと安心していました。

夏休みが終わって….

9月に入って、来院されました。

 

「また、顎が痛いというか…だるいというか。開けるのが、しんどいんです。」と😰

う〜ん😰何を診落としてる🤔🙄🤔

「夏休みで、家に居てれるから、学校生活より、緊張少ないよね?🤔🙄」

「家に居てる方が、顎がだるいんです」

🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄🤔🙄

 

もしかして…😳

「家に居てる時、スマホばっかりしてた?😒 学校に居る間は、スマホ触らないよね?😒」

「はい😅」「夏休み、時間があったら、スマホしてました😅」

 

原因が見つかりました😅✌️

 

食べ物を咀嚼する瞬間、飲み込む時、喋る時以外は、上下の歯の間には、2〜3mmの空間があり、歯と歯は、接触しません。

下顎は、頭蓋骨に、筋肉で宙吊りにぶら下がっている状態で、姿勢や頭の向きによって、下顎の向きも自由に動きます。

頭をあげると、歯と歯は離れ易くなり、頭がうつむき気味になると、歯と歯が接触し易くなります。本来、離れている歯と歯が接触している状態が長く続くと、お顔のまわりの筋肉が、活動し、筋肉痛を引き起こしてしまいます。(歯と歯を長時間接触させる悪習慣を、tooth touching habitといいます。)

口腔周囲筋の疲労は、肩こり、顎関節症、めまいなどを引き起こす可能性があります。

スマホをしている姿勢は、うつ向きで、歯と歯をあて易い姿勢ですよね😰

今の時代、グミを没収したように、スマホを、取り上げることは、なかなか難しいかもしれませんが、生活習慣を見直すことで、予防、改善は必ずできます🤗

スプリント治療もしながら、スマホの使用など、悪習癖について、注意しました😊

 

スマホの使い方、使用時の姿勢は、みんな、気をつけないといけませんね。

 

おまけ😊

フィンランドに旅行に行った友達が、お土産にキシリトールのガムを、買って来てくれました。image

 

歯科医師:日野多佳子

« »

page top