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矯正歯科
矯正治療について
歯と全身の健康には、密接な関係があります。歯並びが悪いと、見た目に悪いだけでなく、姿勢やバランスを崩すことになり、頭痛や、肩こりの原因につながります。また、歯の健康にも、悪影響を引き起こします。当院では、小児から、成人までの矯正治療、歯並びに、関係の深い態癖を見つけ出し、指導も合わせて行います。
小児矯正(幼稚園・小学生の治療とは
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小児矯正とは、言い換えれば、予防矯正、育成矯正です。乳歯が、がたがた、あるいは、永久歯が歪んで生えてきた!直ぐ、装置をつけて治療!!ではなく、不正になっている原因を追求、原因除去のアドバイスなどを行います。すでに問題が起こっている場合は、装置を使いますが、マイナス要因の除去、正しい成長方向への誘導にとどめた治療をします。そうすることで、抜歯しての矯正、外科矯正(骨を切って治す矯正)になる可能性が低くなります。
- 狭窄した歯列の拡大(顎の拡大)
- 前後的骨格の改善
- 口腔の成長を妨げる力の改善(態癖、生活習慣、悪習癖など)
- 口腔の成長を阻害する歯列の状態の改善
- クロスバイト、上下顎幅径の改善
- 乳歯早期喪失によるスペース閉鎖の防止
本格矯正 (永久歯が生えそろった中学生頃から、成人にいたるまでの矯正治療)とは
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中学生・高校生の治療
この時期は、永久歯萌出完成期であり、また、第二次成長があり、本格矯正治療に最適な時期です。悪い歯並びを放置しておくと、虫歯や歯周病になりやすいだけでなく、正しい発音がしづらい、物を咬む能率が悪くなる、正しい嚥下(飲み込み)ができない。口唇が閉鎖できず、口呼吸になる、顎の骨の成長を妨げる,顎関節症を引き起こすことなどが考えられます。
また、直接関係のないようで、実は、頭痛、肩こり、耳鳴り、食いしばり、姿勢にも、大きく関係しています。
※顎関節症について詳しくはこちら
大人の治療
大人になってからでも、矯正治療は始められます。 歯の移動は基本的には、同じですが、子供達とくらべると反応はゆっくりです。 しかし、成人だからこそ、矯正治療が不可欠なこともあります。 当院で、よく経験するのは、不定愁訴を訴え、病院でも、原因がわからないことが、歯科受診で見つけることができることがあります。長年、やってきた、態癖(態度の癖、例えば、横向き寝、うつぶせ寝、頬杖など)が原因で、歯列や、歯牙、顎関節に変形をおこし、顎の位置がかわり、体調が悪くなることがあるのです。そのような時は、服薬よりも、変形した、歯列弓の形態や、歯牙の傾きを治し、顎を本来あるべき位置に戻すことが不定愁訴の治療につながることがあります。
成人矯正の必要性
- 1.歯周病、虫歯の予防
- 2.顎関節の保護
- 3.咀嚼機能の改善
- 4.口唇閉鎖不全の改善、鼻呼吸の推奨
- 5.全身の歪みの改善
- 6.歯科治療を行うための歯牙移動
部分矯正(MTM)
部分矯正(MTM)は、小矯正(Minor Tooth Movement)と呼ばれる矯正方法です。
通常の矯正治療は、総ての歯を動かして、良い噛み合わせをつくりますが、MTMは、ピンポイントに移動させたい歯だけを、動かし、他の歯は、動かしません。
傾いた歯を真っ直ぐに起こす(整直)
歯が抜けたままで、放置していると、隣の歯が倒れてきてしまい、治療したくても治療ができない、あるいは、噛み合わせに問題を起こしている場合に行います。
引っ張り出す(提出)
歯肉の下で折れた健康な歯の根っこを、保存する為に装置を使って、引っぱり出します。
回転させる、移動させる、引っ込める(圧下)
などもあります。
部分矯正は比較的安い価格で行え、期間も短いというメリットもありますが、無理なこともありますので、MTMで可能かどうかは、カウンセリングの時に確認させて頂きます。